CDR認定取得者の活動について


                                                平成24年8月22日

CDR認定取得者は、日常業務において一般社団法人日本不整脈心電学会(以下、学会)が平成19年8月に臨床の立場から発表した「CDRの役割に関する指針」に基づき、医療従事者に対して臨床の現場で情報提供や技術サポートの活動しております。

また、技術革新のスピードが早い植込み型デバイスを、医師をはじめ医療スタッフの方々に常に適切にかつ安全に管理して頂けるよう、必要とされる製品情報、技術情報の習得に日夜励んでおります。また、さらなるスキルアップのため学会活動にも積極的に取り組んでおります。具体的には、各種学会学術集会に参加するのみならず、日頃の探究心の成果を学術研究としてまとめ、日本不整脈心電学会学術集会のCDRセッションにおいて口述あるいはポスターセッションで演題発表を行っております。さらに平成24年より植込み型デバイス関連冬季大会においても、初めて医師とCDRによるディベート形式のCDRセッションを学会と協力して遂行しました。

また、学会と協力して植込み型デバイス関連の臨床試験にも取り組んでおります。代表的な例としては、大規模多施設観察研究であるNIPPON Storm試験(我が国におけるICD/CRT-Dの植込み状況、および作動頻度などに関する調査)の共同実施が挙げられます。 以上、CDR認定取得者は今後とも技術情報の発信や技術サポートを通して植込み型デバイスの安全かつ適正な使用を推進する一端を担うべく、学会と協力して様々な活動を行ってまいります。